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武田のローも強力だったが、ウェインもローをうまく使っていた

 
何度もこういった殴り合いの場面が見られ、超満員の観客からは歓声と溜め息が漏れる

 
ばうれび本誌に載せた左フックの拡大判

 
ノックアウト直後の武田

 
ノックアウト直後の武田

 
ノックアウト直後の武田

2008-01-29 11:34 この記事だけ表示   |  コメント 3
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 1/13(日)のバンゲリングベイ主催興行。新田明臣選手は15年のキックボクサー生活にピリオドを打つ試合を行ったが、ほぼ無名のヤン・カシューバ選手に判定1-2で敗れてしまった。
 流行りの表現でいえば、このカナダ人は「KY(空気が読めない)」と言われかねないが、大会パンフレットの紹介文を読むと、彼の勝利を心から祝福したくなる。
 
 その文章は、読売新聞に昨年暮れに掲載された記事の引用。彼は昨年突然閉鎖した英会話学校NOVAの講師だった。昨年1月に格闘技修行のため来日し、岡山でNOVAの講師をしながら生計を立てていたが、より良い環境で練習するため7月に東京へ。ところが8月から給料の不払いが始まり、10月末にNOVAは閉鎖。11月の最後2日は全く金が無くなり、「コメ袋に残ったコメを大事に集め、炊いて食べた。何もおかずがなかったが、それでもおいしかった」と振り返る。
 そんな彼を支えたのは講師仲間の外国人、日本人職員、そして生徒だった。顔見知りの生徒が個人レッスンを申し出、それで得た収入で食いつないだ。「被雇用者同士、被雇用者と客という関係から、最後は皆と『友達』になれた」という言葉が印象的だ。
 
 新田のキック引退興行であり、初の自主興行の大会名は「縁(えにし)」。人と人とのつながりから、何か新しいことを生み出したいという新田の思いが込められていた。この日はカシューバ選手の『友達』も多く応援に訪れたといい、奇しくも彼は「縁」の力で勝利を勝ち取ることができた。
 読売新聞の記事は「勝ち負けはわからないが、仲間の再出発を祝うために、全力で戦う」というカシューバ選手の言葉で結ばれている。彼は試合で頑張り、別の英会話学校への再就職が決まった仲間に恩返しをした。それが仲間の力になり、場合によってはまた何かの新しい縁の力を生むだろう。年初から素敵なエピソードに接する事ができてうれしかった。
2008-01-15 11:36 この記事だけ表示   |  コメント 3
 新年あけましておめでとうございます。
 バウレビならびにe+海賊版の読者のみなさんにとって、2008年が幸せな1年でありますように。
 
 …というありふれた挨拶ですが、取材の無い暖かで穏やかな昼下がりにこう書いてみて、「はたしてバウレビの読者の人たちは、みんな幸せな気分でバウレビを見てくれているのだろうか?」と、ふと思ったのでした。
 
 会社の昼休み、ご飯を食べ終わって自分のデスクに戻り、コーヒーでも飲みながら、30分ほどの短い残りの休み時間の間に、サッサとネットサーフィンをしている会社員の皆さん。
 上司の目を盗んで、仕事の合間にこっそりと見ている方も結構多いでしょうね。
 仕事やジムでの練習や資格の学校の勉強が終わり、自宅に帰って、お風呂の前か後に一息ついて見る人もいますね。
 あるいは、土曜か日曜の休日に、1週間分ぐらいをまとめてチェックするような方もいらっしゃるでしょう。
 最近は通勤通学外回り途中の電車でケータイで見ている人も多いかな?
 子供の幼稚園のお迎えの時間を気にしながら見ている主婦の方も少なからずいるでしょう。
 
 そういうみんな、立場も年齢も生活形態も違う色んな人たちが、はたして、みんな幸せな気分でバウレビを見てくれているのだろうか? そんな人たちにとって(小さくてもいいから)幸せを求める場にバウレビがなっているのだろうか? と、取材の無い日の昼下がりにふと感じたのです。

 そしてバウレビだけに限らず、格闘技自体が幸せを呼び起こすものになっているだろうか? ファンや関わっている人たちの生活や気持ちにプラスになっているだろうか? とも思うのです。
 
 毎日のご飯がおいしくて、仕事や練習や勉強が充実していて、快適に寝られて、気の合う仲間や家族が周りにいる生活のすみっこに、バウレビがある風景。漠然としてますが、そういう絵を頭に浮かべつつ、2008年のバウレビを作って行ければと思います。
 
 インターネットの技術も、世の中の生活形態も、人々のマインドも、そしてこの格闘技の業界自体も、一昔前に比べてみーんなバウレビにとっての追い風を吹かせてくれているような気がするんですよね。いろいろハッピーなアイデアはありますんで、そんな風をあつめつつ、少しでもたくさん形にできるように今年はがんばります。
2008-01-08 16:38 この記事だけ表示   |  コメント 0
 前回の記事で書いたピーター・バラカンさんの番組で、西アフリカのセネガルの国民的歌手・ユッスー・ンドゥールの新譜から2曲が紹介された。その中で流された1曲は「Sportif」という題名。英語では「Sportsman」だが、「スポーツファン」という意味もあるという。バラカンさんの説明によると、セネガルではプロレスがサッカーよりも人気で、毎週日曜に大きな試合があり、人気レスラーが負けるとファン同士がエキサイトしてケンカになるが、所詮スポーツなんだからカッカするなよ、という内容の曲だそうだ。
 
 セネガルでプロレスが盛んという話は初耳だったので、ネットで少し検索したが、それらしいページが見あたらなかった。だが代わりに「セネガル相撲」とも呼ばれる「ルッタ」という競技の存在を知った。
 「VOODOO STUDY:格闘技:セネガル相撲(セネガル)」というページによると、現地語ではラン・ジ(Lamb-Ji)、フランス語では「Lutte Senegalaise」と呼ばれる。ブラジルのルタ、メキシコのルチャと語源としては同じだろう。
 
 ルッタのルールは相撲に似ており、試合までの儀式や音楽を流すあたりが相撲とムエタイをミックスした感じだが、儀式だけで30分から1時間もかけるという。打撃有りと無しのルールがあり、7階級制で、試合は軽量級から始まりメインイベントは無差別級。6年前の情報だが主力選手も紹介されており、「モハメド・アリ」とか、ちょっとボクサーっぽい。でもムスリムでは珍しくない名前だから、ボクサーから取ったのかは不明。
 
 「セネガル相撲」で検索すると、わりといろんな情報が出てきた。Couper Decalerというブログの「セネガル相撲観戦記」が、実際のイベントの様子についての描写とリンク集が充実している。サッカー場のような会場に直径30メートルの土俵が置かれ、なんだか国立競技場での第1回Dynamite!を思い出させるが、もっと素朴な雰囲気のようだ。
 
 おそらくバラカンさんが話していたセネガルのプロレスとはこのセネガル相撲のことなのだろう。むしろさきほどのVOODOO STUDYで紹介されていた、カリブ海のマルティニーク島で行われているダミエ(ラジャ)という競技のほうが、セコンドが乱入したり恋人が負けている選手に精力剤を飲ませたりと、プロレス的な要素が強いようだ。
 
 黒人の身体能力の凄さは言うまでもない。カメルーン人のソクジュやナイジェリア人のアンディ・オロゴンも日本の格闘技で活躍している。セネガルは海を隔てればアメリカだから、何かのきっかけでUFCが流行って、セネガル相撲の選手が総合やムエタイに転向したら結構面白いかもと思ったのだった。
2007-12-21 11:06 この記事だけ表示   |  コメント 4
 12月8日のジョン・レノンの命日、僕が敬愛してやまないブロードキャスターのピーター・バラカンさんが、キリスト教の礼拝堂で平和に関する音楽を流すイベントを行おうとした直前、何者かに催涙スプレーのようなものをかけられるという事件があった。(参考リンク:事件を報じる毎日.jpの記事

 事件の日、K-1の取材から帰ってきてこのことを知り、とても驚いたが、幸いバラカンさんは無事で、その翌週15日のNHK-FMのウィークエンドサンシャインの冒頭でもこの事件について触れ、ボブ・マーリーの「Get Up, Stand Up」や、ニック・ロウの曲でエルヴィス・コステロの唄でも有名な「(What's So Funny 'Bout) Peace, Love and Understanding」といった曲を流し、抗議の姿勢を示していた。リスナーからもこれまでに無い数の心配するハガキやメールが寄せられたといい、これらの曲がリクエストされていた。

 以前からバラカンさんの番組では、イラク戦争に反対するアメリカ人ミュージシャンの楽曲をよく流していた上、音楽以外の言論活動でもバラカンさんは反戦的な発言や死刑制度に反対する発言等、政治的な発言が多かった。事件のあった8日の放送では、冒頭にジョンの「Power to the people」を流し、ジョンがFBIに監視されていた日々を描いたドキュメント映画「PEACE BED アメリカ vs ジョン・レノン」を紹介し、その事件のあったイベントについても告知していた。それらが蓄積して狙われたのだろうが、それにしても卑劣としかいいようが無い犯行だ。僕自身、バラカンさんのイデオロギーに全面賛成というわけでもないが、こういった事件には非常に腹が立つ。

 言論の自由という面だけでなく、もしバラカンさんの被害がもっと大きければ、それは日本の音楽文化そのものに対する破壊行為になっていただろう。NHK-FMという日本にいれば誰でも聞ける放送局で、民放ではまず商業ベースに乗らないような良質な音楽を、バラカンさんは毎週約2時間も紹介してくれている。商業ベースに乗る音楽やミュージシャンであっても紹介されるが、その音楽のルーツやバックグラウンドまでも、彼ほど丁寧に正確に伝えてくれる人は稀だ。

 今回は珍しくストレートなメッセージを書いたが、当たり前の事が当たり前じゃなくなることの怖さを感じ、あえてストレートに行った。なので最後にもう一度。

「What's So Funny 'Bout Peace, Love and Understanding ?(愛と平和と相互理解に満ちた世界がどうしてそんなに笑うべきことなのか?)」
2007-12-18 23:58 この記事だけ表示   |  コメント 0
 大晦日の近いこの時期、大きな記者会見が一気に増えた。FEGが「やれんのか!」にも協力し、新大会「戦極」の旗揚げは来年3月なので、これまでの年のような会見の同時多発といった事態は無さそうだが、毎日のようにどこかに取材に出る師走になることは、今年も変わりが無さそうだ。
 そんな師走の直前の最終週、取材でちょっと不思議な現象が起こった。
 火曜、戦極の会見は新宿であったのだが、たまたま別の用事との兼ね合いで、開始40分近く前に会場に着き、余裕たっぷりで会見に臨むことができた。そして翌日、例のFEGが「やれんのか!」に協力を発表した会見には、5分ほど遅刻してしまったのだが、幸運なことに会見開始は定時より約10分遅れだった。
 その幸運はなぜか翌日、翌々日も続く。翌日のDynamite!!のKID選手の会見は、別の会見とハシゴした影響で10分遅刻してしまったが、開始は定時の15分遅れ。そして今日の掣圏真陰流の会見にも、電車の都合で10分遅刻したが、開始は15分遅れだった。
 つまり戦極の会見での時間の貯金が、なぜか他の会見で活きたというわけで、偶然にすぎないが、「早起きは三文の得」のような現象が、こういった形で起こることの不思議を感じた。
 ちなみに、こんなことを書くと「会見というのはそんなに遅れるものなのか?」「井原はそんなにしょっちゅう遅刻するのか?」と思われそうだが、たいていの会見は定時からせいぜい5分以内にスタートするもので、僕自身も8割方の会見には開始予定時刻の5分ぐらい前には到着しているので、ご安心を。
2007-11-30 23:52 この記事だけ表示   |  コメント 0
 勤労感謝の日のZSTで、ひっとまん大場さんの撮影した写真をチョイスしていると、内村 vs. 奥出のフィニッシュの腕十字の場面で、レフェリーのとてもいい顔の写真が。

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 山田哲也 vs. 宮川武明で、KO勝ちした山田選手を必死で止める和田レフェリーの顔もなかなかです。和田さんが飛び込んで両手で山田選手をつかまえる様子も、写真の構図も面白いですね。

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 レフェリーストップの時は、早く止めないと選手の身体が危険ですから、レフェリーがいちばん必死になる瞬間です。写真は臨場感が大事ですから、対戦している両選手の表情や動きだけでなく、レフェリーの表情や動きも、写真をチョイスするときの評価材料になります。とはいえスポーツ媒体ですから、選手よりレフェリーが目立ちすぎても良くないので、今回はボツになりましたが、普通の基準で考えると、この2枚も捨てがたい魅力のある写真なんですよね。
2007-11-25 12:08 この記事だけ表示   |  コメント 4
 今度の土曜、長野市の川中島の河川敷で、全日本キックの小林聡ゼネラルマネージャーが特設リングを設置し、「風林火山 野良犬祭り」なる最後の闘いをします。その記者会見は先週木曜15日、東京ドーム近くの信州ラーメン屋「信濃神麺 烈士絢名(れっしじゅんめい)」で行われました。
 一般的に記者会見というのはプロモーターの事務所の会議室、直轄のジム、あるいはホテルの宴会場が使われます。あとは後楽園飯店やJR水道橋駅前のファイティングカフェコロッセオという居酒屋さんも定番ですが、飲食店が使われることは稀ですね。
 過去、寿司屋、韓国料理屋の会見は記憶していますが、ラーメン屋は初です。僕はこの日、春日近辺で道に迷い3分ほど遅刻してしまったのですが、ようやく見つけたラーメン屋の木の扉をガラガラッと開けると、小林GMが僕の顔を見るや「あ、マスター、もう一杯!」

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 ラーメン屋の会見だから、たぶんラーメンが出るんだろうなぁ、とは予想してしましたが、僕より先に到着していた記者の皆さんは既に一杯いただいていたようで、普通のウェイターのようにオーダーを料理人に伝える小林GMの姿に笑いが起きていました。僕の元に水、ラーメン、コショーも運んだのも小林GM。ラーメンが伸びるとマズいですから、僕はラーメンを食べながら会見に参加し、右手の箸とボールペンを何度も持ち替え、時にはカメラで写真も撮り質問もし…、で、ちょうど食べ終わった時に会見が終わったのでした。

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 別にタダ飯を喰わせてもらったから書くわけじゃないんですが、さっぱりしたスープとコシのある麺はとても僕好みでうまかったです。エリンギのシナチクというのも独特でしたね。今度また後楽園ホールの取材の前後にでも立ち寄ろうかな。

 ところで、河川敷での最期の闘いだそうですけど、asahi.comで長野の天気を調べてみると、24日の土曜は降水確率50%、最高気温12度、最低気温が1度! 「雨天決行。雨で川が増水した場合は中止」で、ホント、やれんのか?って感じですね。
 同じ日には、川中島の戦いを100人ほどの俳優が再現するイベントがありますが、鎧カブトの重装備で戦うのなら、むしろこれぐらいの気温のほうが涼しくて快適かもしれないけど、ハダカのキックボクシングは結構辛いような気がします。見に行けないけどどんな様子になるか今一番気になっているイベントなのでした。
2007-11-21 11:31 この記事だけ表示   |  コメント 0
 多忙につき、ブログの更新がすっかり滞っておりました。申し訳ございません。
 どれだけ忙しかったかというと、扇風機を片付けたのと、冬物のダウンジャケットを初めて着たのが、同じ日で昨日だったという説明でお分かりいただけるでしょうか。
 でもインフルエンザの予防注射をしたのはその2日前。ちゃんとやるべきことはやってるので、自分でも本当に忙しいんだかよくわかりません。
 すっかり秋を飛び越して、冬ですね。昨日は寒かったですが、NHK-FMのゴンチチの「世界の快適音楽セレクション」で「木の葉と木の実の音楽」という特集をやっていて、そこでかかった大滝詠一の「木の葉のスケッチ」という曲を聴いてると、秋から冬の今の時期にピッタリの気分になったのでした。

 とりとめのない話題で恐縮ですが、暮れにかけてさらに忙しくなりそうですので、当面こういう軽いノリで更新していきます。

追伸:
Seesaaブログの「おすすめブログ」に登録されました。Seesaaさん、e+さんありがとうございます。
2007-11-18 15:19 この記事だけ表示   |  コメント 5
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 代々木大会の記事で使わなかったけど、ちょっといい写真を集めてみました。

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 開会式で小林聡GMが殺陣を披露。照明とBGMもあって、なかなか迫力がありましたよ。先頃、舞台デビューをしましたが、着物も似合いますし、時代劇も行けそうです。写真には写っていませんが敵はもう1人いました。

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 Kick Returnトーナメントのリザーブマッチに出場したファイヤー原田選手。梶原龍児選手との試合は、この日一番の盛り上がりになりました。梶原選手、前回の前田戦もそうですけど、名勝負製造機ですね。ファイヤー選手は負けましたけど、これまでの試合の中でも特に闘志が出ていた印象です。これは延長ラウンド突入直前、「行くぞ!」と叫んで己を鼓舞している時の様子です。

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 準決勝のボツった写真。ピントがレフェリーに合っちゃいました。

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 この日は舞台と花道もあったので、大月選手のマスク☆マンズを引き連れての入場もいつもに増して華やかでした。

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 で、決勝。緊張感がある場面だけど、真弘選手が微笑しているというギャップがいいなあ、と個人的に気に入ってる写真です。

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 閉会式での集合写真撮影の時、小林GMはファイヤー選手の肩を抱えて、ファイヤーポーズで写真におさまっていました。GMは相当ファイヤー選手を気に入ったみたいですね。

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 おっと、ラウンドガールの写真を忘れていました。今回は以上です。
2007-10-31 23:06 この記事だけ表示   |  コメント 4
 
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