ボクシング8戦無敗の元シューター[井原芳徳]
 先日、CS放送のスカイ・Aをつけていると、ボクシング中継で耳なじみのある選手の名前が聞こえてきた。

 橋本平馬。

 平馬という名前は珍しいから記憶に残っていたのだろう。解説者はこの選手を昨年のボクシング全日本新人王で、元々総合の修斗をやっていたと話す。

 そこでファイツスパイラルのデータを見てみると、02〜04年にパラエストラ東京所属でプロ修斗に上がり、北沢大会で3戦やって全て負けていた選手だとわかった。

020925shooto-nakakura-hashimoto.jpg

 しかし負けた相手が凄い。現ウェルター級世界王者の中蔵隆志、修斗で新人王を取り後にDEEP王者になった帯谷信弘、中蔵とも環太平洋王座を争った遠藤雄介。みんなその後大成している選手だ。中蔵と橋本は揃ってデビュー戦対決(上の写真はそのときのもの)。帯谷とは揃って2戦目。遠藤にとって橋本はプロ修斗デビュー戦の相手だった。

 この日の中継された後楽園ホールでの試合では、最終6ラウンドにいいのをもらってピンチに陥ったが、中盤ラウンドにポイントを稼いだことが活き、かろうじてドローに持ち込むことができた。

 BoxRecを調べると、プロボクサーの橋本平馬は戦績8戦6勝(2KO)2分とまだ負けが無い。プロ修斗での3連敗が、ボクシングでの無敗の糧になっているのだろうか。思えば修斗で戦った3人とも、スタイルは違えどパンチを得意としていた。

 たまたまだが最近、志田幹、井口攝、渡辺久江といった総合格闘技の第一線で活躍した選手たちが次々と辞めて行った。総合で培った経験や、味わった苦しみや楽しみが、これからの人生でも生きてくれればいいなと、ふと思った。


2008-06-07 23:18 この記事だけ表示   |  コメント 5

コメント

、自分でもこれまで思いつきもしなかったようなフレーズでその選手を表現することで、ディレクターさんやデザイナーさんが意外なアイデアやデザインを返してきたりと、ジャムセッションのような化学反応が起こる楽しさもあります。シンガーソングライターがアイドルに詩や
(2012-04-05 16:52)
。「この選手の何が凄い?何が個性?」ということを、簡潔でいてインパクトの残る形で紹介しないといけないので、脳味噌の中でもい
(2012-04-05 16:56)
ほとんど無いことも想定しないといけない上、文字数も限られています。「この選手の何が凄い?何が個性?」ということを、簡潔
(2012-04-05 17:02)
する文章は、これまでばうれびでも専門誌でも山ほど書きましたSだと、格闘技を全然知らないか、普段そんなに見ない人が対象です。選手やイベントの予備知識はゼロか
(2012-04-05 17:08)
いいただきありがとうございます。
(2012-07-11 12:19)

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