ヒーローが生まれました。[井原芳徳]


 
 マニアや業界の方ならどっかで見覚えのあるタイトルかもしれませんが(笑)
 
 昨日のK-1ワールドGP。澤屋敷純一選手がジェロム・レ・バンナからまさかの大金星を奪い、プレスルームは騒然とした雰囲気に。
 インタビュースペースで、一通り試合を振り返る共同インタビューをやった後も、スポーツ新聞の記者の皆さんが彼を取り囲みます。
 
 何のためかというと、初見の彼のプロフィールデータを埋めるため。
 家族構成、両親の氏名年齢、スポーツ歴、出身校、キックを始めた経緯、格闘技以外の職業、はたまた好きな食べ物といったことを、まるで刑事の職務質問のように一個一個聞いている時の様子が、この写真です。たぶんこの瞬間は、学校名か何かを筆記して記者に見せている時ではないでしょうか。
 翌朝のいくつかのスポーツ紙の裏1面に、「澤屋敷」の文字が大きく出てましたね。正直、僕の予想も上回る扱いでした。
 ヒーローになる瞬間は、何気ない日常の延長でひょこっとやってくるものだったりします。
 
 澤屋敷選手にとって初めての経験。バンナ選手にロープ際に追い詰められている時よりも緊張したかもしれませんね。



2007-03-05 21:53 この記事だけ表示   |  コメント 5

コメント

ジャーナリストならではの記事で、大変興味深いです。
ひょっとすると、ヒーローは劇的な試合で生まれたのではなく、
こんなプレスルームのひとときに生まれるものかも知れませんね。
バナナスプレッド
(2007-03-06 12:41)
、自分でもこれまで思いつきもしなかったようなフレーズでその選手を表現することで、ディレクターさんやデザイナーさんが意外なアイデアやデザインを返してきたりと、ジャムセッションのような化学反応が起こる楽しさもあります。シンガーソングライターがアイドルに詩や
(2012-04-05 16:29)
。「この選手の何が凄い?何が個性?」ということを、簡潔でいてインパクトの残る形で紹介しないといけないので、脳味噌の中でもい
(2012-04-05 16:34)
する文章は、これまでばうれびでも専門誌でも山ほど書きましたSだと、格闘技を全然知らないか、普段そんなに見ない人が対象です。選手やイベントの予備知識はゼロか
(2012-04-05 16:40)
ほとんど無いことも想定しないといけない上、文字数も限られています。「この選手の何が凄い?何が個性?」ということを、簡潔
(2012-04-05 16:47)

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