日本人対決も捨てたもんじゃない[井原芳徳]

 先週末のDEEP修斗は、どちらも日本人対決ばかりとはいえ、いい試合が多かった。タイトルやランキングに関係する試合が多く、選手のモチベーションの向上につながったこと、ほとんどのカードがかなり早い段階から発表されたことで、選手もしっかり調整できていたことが要因だろう(もちろん試合までに怪我をしてしまった選手もいたが、それはどのスポーツでもありうることだ)。
 最近、海外のプロモーションの隆盛や、有名選手の海外流出による日本の格闘技シーンの地盤沈下が心配されるようになった。もちろん僕もこのことは心配ではある。
 だが上記の2大会のように、日本人の試合中心でも、まっとうな総合の大会をやっていれば、お客さんは離れないのではないだろうか。海外の強豪に比べれば強さの水準は落ちるが、リング上で見せる彼らの技は、十二分にプロとして誇れるものだし、一人一人の存在も輝いている。
 プロ野球にしても、大リーグへの選手流出の影響等もあり、一時に比べ人気が落ちたと言われるが、単に巨人人気が落ちただけで、他のいくつかの球団は以前より人気が高まっている。ゲーム性がしっかりしていて、プロとして十分な技術が見られれば、日本人同士の争いでも市場があることの現れだ。
 この状況は中小規模の団体にとっても、伝えるメディア側にとっても新たなチャンスとなるかもしれない。



2007-02-23 00:35 この記事だけ表示   |  コメント 0

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