NJKF、二十歳未満のホープたち[井原芳徳]


 昨日の記事で書き忘れていましたが、23日のNJKFは前座も好内容でした。大会前のカード紹介でもちょっとだけ書いたように、今回の前座はホープが並んでおり、彼らが期待通りにいい試合をしてくれました。

 ライト級の大和哲也選手、フェザー級の赤十字竜(あかじゅうじ・りょう)選手、ウェルター級の健太選手は、みんなまだ二十歳未満。3人ともローキックを効かせて勝ちましたね。大和選手と健太選手は左ボディも良かった。うまく両方使ってて、僕好みの選手です。
 デビュー以来5連勝の赤十字選手はローで倒しに行かず、バックスピンキックとバックブローで仕留めに行ってたのがカッコよかったです。しかも入場曲は「少林サッカー」のテーマ。SBの宍戸大樹選手を意識しているのでしょうか。父親は向山鉄也・キングジム会長。キック版・ヒクソン親子ですね。赤十字選手のローの鋭さと(冒頭の写真がそれです)、静かな目つきからあふれる闘志からは、昭和の匂いが漂います。
 この3人と大学1年生でフェザー級暫定王者になった久保優太選手を加えた4人は、ルックスも強さも兼ね備えており、明日のキック界を担う主力になるでしょう。久保選手は今回出ませんでしたが、弟の久保賢司選手が第1試合に登場。兄のように背は高くなく、彼はフライ級で、2試合連続KO勝ちです。

 それ以外でも在日タイ人のレッガラー・鉄(てつ)選手(20歳)はフェザー級にも関わらず、ライト級の選手とほぼライト級の61kg契約で戦い、負けたけど果敢に挑んでいたのが印象的でした。今年デビューして8試合もやってるから凄い。
 彼らより年齢は少し上の26歳ですけど、バンタム級の前田浩喜選手も、この日勝って8戦7勝1敗に。サウスポーで左の蹴りがいいですね。あいにく、対戦相手の“殴り愛”美保裕介選手のド根性とヤラレっぷりの方がインパクト強かったですけど。

 今年のNJKFは桜井洋平選手の復活、久保選手と米田貴志選手の躍進が目立ちましたが、その後に続く選手もこの日の大会でまとめて観られたのが良かった。数年前の全日本キックで、小林選手や大月選手の前座で、元気・真弘・優弥・平谷選手あたりがいい試合をしていた頃をふと思い出しました。



2006-11-27 19:58 この記事だけ表示
 
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