ヒーロー![井原芳徳]

 ヒーローといっても元俳優の出場で波紋を呼んでいる大会の話題ではなく、スクールウォーズの主題歌である麻倉未稀の「ヒーロー」を入場テーマに使っている2選手の話です。

 まずは立嶋篤史選手。泥棒を捕まえた一件でワイドショーの引っ張りだこになってたようですね。その様子についてご本人のブログには克明に描かれています。長くて全部は読めていないのですが、その中で格闘技記者的にちょっと面白かった話を抜粋。10/2の記事です。
 

そして今回、初めて私生活でキックボクサーでよかったと
思えることに出会った。
事故後のブランクも含めて21年キックボクサーを
やっている僕は皮が厚い。
窓から土足で逃げる侵入者を裸足で追いかけて捕まえる
ことができたのは僕がキックボクサーだったからだろう。
キックボクサーは強い。
足の裏の皮が。
砂利道を裸足で追いかけて捕まえることができて
僕は、初めてキックボクシングが私生活に役立つ
部分があることを実感した。


 確かにキックボクサーは、知らず知らずの間に足の裏を鍛えてることになりますね。裸足で常に足元を踏みしめつつやる競技って、考えてみればそうそう多くは無い。立嶋選手らしい視点ではありますが、泥棒を捕まえた実体験に基づいた証言には説得力があります。


 
 立嶋選手はすっかり試合がごぶさたなんですが、その間に「ヒーロー」を入場に使って、マニアの間プチブレイクしているのがJ-NETのファイヤー原田選手でしょう。
 とにかく彼のテンションの高さは凄い。R.I.S.E.の時もそうでしたけど、10/1の試合でも、花道から登場してコーナーの下に辿り着くと、曲のサビの冒頭の「ヒーロー!」に合わせて「ウォー!」と雄叫び。インターバル後は「俺はやるぞ!」「勝つぞ!」と叫び、勝つとチャンピオンになった選手でもそこまで喜ばないだろうと思うぐらい喜んで、この曲に合わせて一心不乱にダンス。時には自分で煽って「ファイーヤー!ファイーヤー!」コール。そして曲の「ヒーロー!」のタイミングで絶対に「ウォー!」と叫ぶのだけは忘れません。ファイヤー選手の固定ファンだけじゃなく、他の観客も自然と彼のキャラに惹き込まれていきます。
 まあ、僕があれこれ書くより、スポナビのカメラマンの佐久間さんのブログのファイヤー写真集をご覧あれ(8枚コラージュまで作る熱の入れよう!)。

 なんでもファイヤー選手はドラマのスクールウォーズを小学生時代に見て性格のほとんどが形成されたそうです。僕も同学年だから気持ちはわかります。「ファイヤー」というのはどうやらスクールウォーズ2で麻倉未稀が唄ってた主題歌から取ったようですが、彼の熱すぎるキャラをこれほど体現した名前は無いでしょう。ファイヤー選手の試合のインパクトが強過ぎて、僕はここ数日、気がついたらヒーローの曲を鼻歌で口ずさんでいることがあります…。

 ファイヤー選手は大会終了後も、足を引きずりながら出会う関係者や選手に一人ずつ頭を深々と下げお礼。「ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!」。3人いれば絶対3人に頭を下げるんですね。
 リングを降りてからの試合後の様子は、スカイAのJ-NET中継でもしっかり放映されてるので、試合とセットで必見です。インタビュー後のオチは最高でした。リピート放送は16(月)19時〜と25(水)22:50〜にあります。



2006-10-07 13:24 この記事だけ表示
 
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