渡辺久江の腕十字を振り返る[井原芳徳]

すっかりブログがごぶさたになってしまいました。取材が忙しくて…。
空白を埋めるという若干セコい目的も兼ねて(担当のHさん、すみません)、最近の試合の感想を気ままに書いて行きたいと思います。
(投稿日は試合当日になってますが、書いたのは8/12です)

まずは8/4のDEEP後楽園大会
レポはうちの新入りライターの本庄君に思い切って任せてみたので、僕は補足的な批評で。

何といっても驚きは渡辺久江選手がしなしさとこ選手をワンパンチでKOした試合でしょう。
カメラで撮っていると目の前に両選手が寄って来て、一心不乱にシャッターを押したら、なんとかかろうじてパンチの当たった直後の写真が撮れていました。ロープが写り込んだ写真が、僕の慌てぶりを示しているかと思います。
その場でははっきり見えなかったけど、サムライTVの中継を見直すと、右フック、よく腰が入ってますね。お見事です。

キックでもそうですが、女子の試合はスタンディングダウンは凄く多いんですが、ワンパンチで決まる試合というのがほとんどありません。
女性の方が体が柔らかく、筋力が少ないといったことが理由かと思います。
それでも渡辺選手は2月の15戦に続き、またもKO勝ち。これはなかなかできませんよ。

あと驚いたのは下からの腕十字を取りかけたこと。昇って一気に極めるスピードはしなし顔負けじゃないかと思えるものでした。
でもこれ、15戦でも最初にやってるんですよね。
さらに言うと4年前のスマックの最初の金子戦の時も。
15戦のレポでは「辻結花や茂木康子ら一流グラップラーとの練習の成果を発揮する」と書きました。まあ、それで磨きがかかったのは確かでしょうけど、昔から得意としていたようなのです。

このことを気づいたのは、8月下旬に発売されるスマックガールの公式ブックに提供する写真を探していた時、渡辺選手の金子戦での下からの腕十字の写真がたまたま見つかったからです。
他にもatom時代のスマックの写真も提供したけど、なんか凄く懐かしかったなぁ。あ、「ノスタルジアなんて何もない」と前回書いたけど、格闘技に関してはセーフってことで(笑)

あと今回のDEEPでは他にも色々あったけど、あえて言及したいことといえば、リングの小ささかな。
前からではあるんですが、コーナーに押し込んでからのテイクダウンで、ロープに腕が引っかかり、レフェリーに注意される選手が多かった。特にタックラーや体の大きい選手は戦いにくそうでした。
DEEPの常連選手がPRIDEに上がった時、リングのサイズの差で戸惑わないのかな? とちょっと気になります。

(今回の海賊版:渡辺久江選手の表彰式で、娘のもらったトロフィーを受け取り人一倍はしゃぐ久江ママ。実家の「渡辺久江ミュージアム」に飾られるのかな?)



2006-08-04 23:00 この記事だけ表示
 
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