ノスタルジアなんて何もない[井原芳徳]

 23日の全日本キック後楽園ホール大会の廊下で撮影。
 後楽園の廊下には、いろんな大会の告知ポスターが貼られているが、このときは27日のWARファイナルのちょっと横に、全日本キックの次回大会「S.W.S.」の告知が貼られていた。
 わからない人のために説明すると、プロレス団体のSWS崩壊後、天龍源一郎が作った団体がWARだった。宮田さん(全日本キック興行部長)、狙って貼ったのかな(笑)

 僕の後楽園ホール初体験はWAR。もう11年前のことだ。WARファイナルのポスターを見て、大学生当時のことがふと懐かしくなった。
 スポナビの記事を見ると、WARファイナルでは邪道と外道が当時の黄色のコスチュームで試合をしていた。最近の試合は全然見てなかったので、邪道の髪の薄さに時の流れを感じた。
 邪道は「ノスタルジアなんて何もない。金だけ」といいつつ、「試合の作り方とかは、全部冬木さんが教えてくれた」とも話していた。天龍への言葉も、彼らしくヒネくれたところがいい。

 バウレビを本格的に手伝い始めた99年に、ジャイアント馬場が亡くなった。馬場さんが特に好きだったわけじゃないが、急激にプロレス熱が冷めたのもその頃だ。そのせいか僕の心の中では、プロレスはファン時代のもの、格闘技は記者時代のもの、という区切りができてしまっている。
 「ノスタルジアなんて何もない」。僕にとってのプロレスもそうだ。
 だけど、天龍の座右の銘「LIVE FOR TODAY」は、今も僕の大事な言葉として心の中で生き続けている。



2006-07-30 13:52 この記事だけ表示
 
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