ハゲに効く三枚刃と味のあるスリッパの話[井田英登]

■4.22は、スマックガールの取材で午後に大阪入り。なんだかんだあって、16時ちょっと過ぎに大正駅に着く。うえー、遅刻だ。会場はさらにバスで10分程度の場所にあり、歩いて行く距離じゃないらしい。小雨もぽつぽつ降り始めていて、焦る気分に拍車がかかる。だが肝心の駅前のバス停が記憶と違って見当たらない。
 タクシー使うかなー? と覚悟しかけたら、そこにあっさり予定のバスが来合わせて、目の前に止まる。あわててたんで、目の前にバス停があったのがわからなかったらしい。車内でも気分は駆け足。目的地の停留所で降りて、大慌てで会場に駆け込もうとしたのだが、会場前ではなんかまだ贈呈の花輪が搬入されてたりして気配が違う。あれ、まだ開場してないじゃん??
 なんと、ワタクシ開始時間を二時間間違って記憶していたのでございました。結局、まだルールミーティングが行われている最中に会場入り。たっぷり待ち時間を潰すハメになってしまった。(この日はどうしてもスケジュールの都合が付かず。同じ会場で昼から開催されていた「OYAZI BATTLE」は泣く泣くパス。何となくあった焦りの気分が、そのまま“開始時間に遅れる”という強迫観念に化けてしまっていたのかもしれない。)


人呼んで「マル坊ブラザース」
■周囲に喫茶店も見当たらない事もあって、待ち時間の間、リングサイドに陣取っていたレフェリーの和田良覚さんに遊んでもらう。この日の話題は、スキンヘッダー同士の、頭剃り事情の情報交換。この世界に入ってまだ一年足らずの若輩の僕とは違って、和田さんは既にこの道十年の超ベテランであり、剃り上げの道具一つにもこだわりがある。
 
和田「井田さん、剃刀は何使ってます? 三枚刃?四枚刃?」
井田「えーと、どこだったっけな? ミルコが宣伝してる奴だったんじゃないかなあ。あれ凄い剃れますよ。うっかりしてると頭の皮まで切っちゃうぐらい」
和田「アゴのヒゲはそれでいいんだけど、頭は×××の三枚刃ですよ。刃の所が曲がって、頭のカーブにフィットする奴。ビヨンって曲がるんです。あれが一番です。試してください」

 そこに頭の不安はまるでなさそうな梅木レフェリーも参入。
梅木「でも男性性の脱毛は完全に治るって飲み薬が出てるの知ってます? TVでもガンガンCM始めてますよ。普通のお医者さんで貰えるんですって。あれ、和田さん、絶対効きますよ」
和田「あー、僕男性ホルモン百人に一人ってぐらい多いらしいんですよね。頭もそれで剃ってるし、体毛は逆に濃くて。そんなにすごーく鍛えなくてもこの身体ですから」
井田「要するに百人に一人ってぐらいスケベなんですね」
和田「サイズは大した事ないんですけどねー」

 ハゲオヤジ同士の怪しい会話に、バンデージチェックに来る女性選手の視線が、心無しか冷たかったような気もしますが…平気っすよね、先輩。


■ちなみに入場式では、こんな光景を発見。

 とあるルーキー選手の足元。確かに試合は裸足だし、普段の靴を履いてリングに上がるのも躊躇われた模様で、この選択となったんでしょうな。よく見ると、踵の端っちょはちゃんと引っ掛かるようになってるので凄く具合がいい感じ。色もピンクで女の子らしいし、ふかふかの素材で温かそうです。プロデビュー戦でそんな所まで神経が行き届くとはなかなか準備万端。

 実際、すぐ脱げるって事で会場でのスリッパ愛好者は実は多いんですが、大抵はリング下で脱ぐもんでして、そのままリングに上がっちゃった人もあんまり居なかったような(笑)。

 なかなか光景として味があったので、暴露してみました(笑)。

 

2006-04-24 03:21 この記事だけ表示
 
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