破滅型リングアナウンサー[井原芳徳]
 前回に引き続きリングアナのお話。

 11/30のR.I.S.E.ディファ大会のリングアナウンサーは、おそらく新任の方じゃないかと思うんですが、とてもインパクトがありました。
 開会式ではリングに上がり、選手の名前をシャウトしながら、ロックミュージシャンのようにステップを踏んだり、動き回ったりします。きれいな声というわけじゃないけど、これから戦う猛者たちの力強さみたいなものを、体全体で表現してくれてるというか、なかなか元気ハツラツな感じが新鮮です。
 で、各試合前も選手の名前を力一杯コールするわけですが、馴れてないせいか、力が入りすぎるあまり、試合が進むごとに彼の喉がドンドン枯れていきます。全9試合のうち6試合ぐらい終わった時点で、森進一のような声、選挙運動の終わりのほうの候補者のようなガラガラ声になって、大きな声が出なくなってしまいました。
 お客さんからはクスクス笑いが起こるんですが、面白い試合がテンポ良く続いたこともあってか、お客さんもどこか彼に共感するような笑いで、「ガンバレー」という声が飛ぶ一幕も。

 まあ、ペース配分もできない、お客さんに聞き苦しい声を出してしまうなんてのは、プロとしてはよろしくないんでしょうけど、選手名の言い間違えを繰り替えしたというわけでもなく、力一杯アナウンスしてお客さんを煽っての結果ですから、それはまあそれで、なかなか心地いいものです。前回の「蹴ろ!」の話にも通じますが、洗練されないからこその魅力というのもあります。
 今後も続けてもらって、毎回毎回リングアナウンスするたびに声が出なくなって、終わるとガラガラという破滅型リングアナウンサーというキャラで定着したら…。面白いけどそのうちポリープで入院するだろうなあ…。


2008-12-02 22:41 この記事だけ表示   |  コメント 0

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