サムゴーが今、とてもいい[井原芳徳]
 1年前の記事では、全盛期の輝きを失ったサムゴーの姿を嘆いたが、6月の山本優弥戦、そして7月26日の山内裕太郎と、ムエタイの恐ろしさや底力を感じさせてくれるいい試合を続けてくれている。
 圧倒的な強さという点では、若いワンロップや先日のNJKFに上がったサンティパーブといった選手の放つ輝きにはかなわない。けど、今のサムゴーのような、ピンチを一気にチャンスに変える肘打ち、スネが割れても蹴り続ける左ミドル、殴られてフラフラになっても泥臭く組み付いていく様も、「勝ちたい」という執念に満ちていて、不思議な魅力がある。
 ひょっとすると、ライト級で圧倒的な強さを発揮していた時代よりも、簡単に勝てなくなった今のほうが、「勝ちたい」という執念は強いんじゃないだろうか。

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 山内との試合後、かつてサムゴーに完膚なきまでにやられた小林聡GMが、勝者の山内よりも先にサムゴーの健闘を讃えた。つい最近まで現役選手だったGM。末期は若い選手相手に負けが込むようになり、屈辱を味わった。でもクサらずに「勝ちたい」という執念を燃やし、前向きに戦い続けた。数年前の自分と今のサムゴーにダブる部分を感じ、サムゴーを素直に讃えたくなったのだろうか。


2008-07-30 13:22 この記事だけ表示   |  コメント 4

コメント

、自分でもこれまで思いつきもしなかったようなフレーズでその選手を表現することで、ディレクターさんやデザイナーさんが意外なアイデアやデザインを返してきたりと、ジャムセッションのような化学反応が起こる楽しさもあります。シンガーソングライターがアイドルに詩や
(2012-04-05 16:28)
。「この選手の何が凄い?何が個性?」ということを、簡潔でいてインパクトの残る形で紹介しないといけないので、脳味噌の中でもい
(2012-04-05 16:34)
する文章は、これまでばうれびでも専門誌でも山ほど書きましたSだと、格闘技を全然知らないか、普段そんなに見ない人が対象です。選手やイベントの予備知識はゼロか
(2012-04-05 16:40)
ほとんど無いことも想定しないといけない上、文字数も限られています。「この選手の何が凄い?何が個性?」ということを、簡潔
(2012-04-05 16:47)

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